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５．４　ローソク足２
　ローソク足の２本の組み合わせでは、窓（空）、はらみ線、つつみ線などがあります。
　窓は、２本のローソク足の間が開いている状態で、上に窓が開いたときは上昇圧力が大きく、下に窓が開いたときは下降圧力が大きいと考えられます。
　はらみ線は、前日に出現した範囲内に当日の範囲が収まっている状態で、安値圏で陰線が先に出現したときは買い時、高値圏で陽線が先に出現したときは、売り時と考えられます。
　つつみ線は、前日に出現した範囲が当日の範囲に収まっている状態で,はらみ線と同じく、安値圏で陰線が先に出現したときは買い時、高値圏で陽線が先に出現したときは、売り時と考えられます。

つづく・・・

５．３　ローソク足
　ローソク足とは、その形がローソクに似ていることからそう呼ばれます。
　ローソク足は一定期間の始値（始めの値段）、終値（終の値段）、安値（一番安かった値段）、高値（一番高かった値段）をもとに作成されます。一定期間の取り方で、日足、週足、月足、一時間足、５分足などがあります。
　ローソク足は実体とひげの部分でできていて、実体は始値と終値を表し、ひげは高値と安値を表します。始値より終値が高い場合は陽線、安い場合は陰線と呼ばれ、陽線が多いときはトレンドが上昇傾向にあり、陰線が多いときは下降傾向である可能性が高いです。ひげは下ひげ（下側に伸びたひげ）が長いときは上昇トレンドに、上ひげが長いときは下降トレンドにつながる可能性があります。

つづく・・・

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５．２　チャート
　チャートには、トレンド系チャートとオッシレータ系チャートがあります。
１．トレンド系チャート
　トレンド系チャートは相場のトレンド（傾向）を見るためのチャートで、上昇傾向か下落傾向か、または上昇から下落、下落から上昇への転換点を見るのに有効です。ローソク足チャート、移動平均、一目均衡表、ボリンジャーバンドなどがあります。
２．オッシレータ系チャート
　オッシレータ系チャートとは、相場の過熱感（売られすぎか買われすぎか）を見るチャートで、０〜１００％で表され、５０％に戻ろうとする力が働くと考えられます。ＲＳＩ、ストキャスティクス、ＭＡＣＤ（マックディー）、ＲＣＩなどが有ります。

つづく・・・

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５．１　テクニカル分析
　テクニカル分析とは、過去の値動きを分析して、それを基に今後の値動きを予想するものです。　過去の値動きはチャート化してグラフ表示になっているので視覚的に相場の流れを見ることができます。
　また、いろいろな統計学的に分析してグラフ表示する分析ツールが無料で使えるのでその理論、しくみを理解して売り時、買い時をつかめるようにしておきましょう。

つづく・・・

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４．１２　季節要因
　季節要因とは、相場が毎年同じ時期に同じような動きをすることです。
原因はいろいろありますが、ゴールデンウィークには海外に行く人が増えて円が売られやすい、ボーナス時期には投資資金が市場に流入しやすい、クリスマスには欧米では、１〜２週間前に手仕舞いする投資家が増えて薄商いになりやすい、正月明けは相場が大きく動くことがある、大きなスポーツイベント（オリンピックやワールドカップなど）があるときは、投資家が取引を控えるため薄商いになりやすい、などが有ります。

つづく・・・

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